ペンドラの選手に当たって苦戦したという経験ありませんか?
ペンホルダーの弱点をどう克服すればいいの?
ペンホルダーの弱点を理解し効果的に対策を取ることで、試合でのパフォーマンスを大幅に向上させることができます。
この記事では、卓球のペンホルダーの特徴とその弱点、試合で勝つための4つの具体的なポイントを詳しく解説します。
目次
ペンホルダーの特徴とその弱点
まずは、そもそもペンとはなんなのでしょうか。
またどういった弱点があるのかみていきましょう。
色々な戦型対戦したときに役に立つ記事があります。
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それぞれが、戦型特有の弱点と攻め方のセオリーを解説していますので、参考になリます。
ペンホルダーの基本的な特徴
ペンホルダーグリップは、卓球ラケットの持ち方の一種であり、中国や韓国など、主にアジアの選手に人気があります。
中国の絶対王者の馬龍とヨーロッパのペン使いルブラン選手の戦いを見てみましょう!
ルブラン選手は中ペン、馬龍選手はシェークハンドです。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]ルブランは1-4で負けてしまいますが、ペンホルダーで絶対王者から1ゲームをもぎ取っています。[/word_balloon]ペンホルダーグリップの最大の特徴は、前面で強力な攻撃を繰り出すことができる点です。
バックハンドよりもフォアハンドの使用が多く、特に速いラリーや回転をかけるショットに向いています。
このグリップスタイルは、ラケットの裏面を使用せずにプレイすることが一般的で、これは「シェイクハンド」と対照的です。
また片面だけのペンホルダーは日ペン(日本式ペンホルダー)と言い、裏面にもラバーを貼ってシェイクハンドの様にバックスイングをする中ペン(中国式ペンホルダー)の2種類に分けられます。
[word_balloon id=”9″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]シェイクハンドでは、両面を使用してプレイしますが、ペンホルダーは主にラケットの前面を使用します[/word_balloon]そのため、攻撃的なプレイスタイルを好む選手にとって非常に魅力的です。
また、ペンホルダーのラバーの組み合わせにも特徴があります。
例えば、ラケットの表面に裏ソフトラバーを貼ることで、強力なスピンとスピードを実現する「ペン裏」スタイルがあります。
ペン裏は、攻撃的なプレイを得意とする選手にとって理想的な組み合わせです。
一方、ラケットの表面に粒高ラバーを貼ることで、相手のスピンを無効化し、ディフェンシブなプレイを強化する「粒高ペン」スタイルもあります。
これにより、相手の攻撃をうまくコントロールし、自分のペースで試合を進めることが可能になります。
よくある弱点とその理由
ペンホルダーグリップには、いくつかの明確な弱点があります。
最も顕著な弱点は、バックハンドショットの難しさです。
シェイクハンドグリップに比べて、ペンホルダーではバックハンドのリーチが短くなり、相手の強力なバックハンドショットに対応するのが難しくなります。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]ペンホルダーのプレイヤーはフォアハンドに頼るため、戦術的な欠点となるニャ[/word_balloon]相手がこの弱点を突いてバックハンド側を攻めてくると、ペンホルダーのプレイヤーはしばしば苦戦します。
さらに、ラケットの裏面を使用しないため、ディフェンシブなショットやカットショットが制限されることも弱点の一つです。
日ペン(日本式ペン)と中ペン(中国式ペン)
ペンホルダーには、日ペン(日本式ペン)と中ペン(中国式ペン)の2種類があります。それぞれに特徴があり、プレイスタイルに影響を与えます。
・日ペン(日本式ペン)
日ペンは、ラケットの形状が比較的細長く、軽量なのが特徴です。
素早い攻撃と高い機動力を重視するスタイルに適しています。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]名前の通り、日本の選手に広く使用されているニャ[/word_balloon]日ペンのラケットは、一般的にグリップ部分が細く、繊細なタッチを可能にするため、スピンやコントロールに優れています。
また、ラケットの表面に裏ソフトラバーを貼ることが多く、強力なフォアハンドドライブを打ちやすいです。
・中ペン(中国式ペン)
中ペンは、ラケットの形状が丸みを帯びており、比較的重いのが特徴です。
中国の選手に人気があり、強力な攻撃力と安定したディフェンスを両立させるスタイルに適しています。
中ペンのラケットは、グリップ部分が太くしっかりしているため、力強いショットを打つことができます。
また、裏面にもラバーを貼ることができるため、バックハンドでも攻撃的なプレイが可能です。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]全体的にバランスの取れたプレイスタイルを実現できるニャ[/word_balloon]弱点を克服するための技術的ポイント
弱点について理解が深まったかと思います。
次に、それらを克服するためのポイントを押さえていきましょう。
フットワークの重要性
ペンホルダーグリップの弱点を克服するためには、フットワークの向上が不可欠です。
優れたフットワークは、バックハンドの弱点を補い、攻撃的なフォアハンドを効果的に活用するための基盤となります。
速いラリーや相手の攻撃に対して迅速にポジションを取り直すことができれば、ペンホルダーの弱点をカバーし、安定したプレイが可能になります。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]ラリー中に素早く動けるようにするため基礎体力はつけておくニャ[/word_balloon]サイドステップやクロスステップの練習を繰り返し行うことで、試合中にスムーズに動けるようになります。
特に、フォアハンド側への素早い移動とバックハンド側への戻りをスムーズに行うことが、ペンホルダーのプレイヤーにとって重要なポイントです。
ラケットの角度とスイングの調整
ペンホルダーグリップのもう一つの克服すべきポイントは、ラケットの角度とスイングの調整です。
フォアハンドとバックハンドで異なる角度を適用し、スムーズなスイングを維持することが求められます。
特に、バックハンドでのリーチが短いため、スイングの角度を微調整することが必要です。
[word_balloon id=”9″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]バックハンドショットを強化するためには、短いスイングで強力なスピンをかけるといいわね[/word_balloon]これにより、相手のショットに対して効果的に対応できるようになります。
また、フォアハンドでの強力なスイングを維持しつつ、ラケットの角度を適切に調整することで、より正確なショットを実現できます。
効果的な練習方法
弱点克服のためのポイントは理解できましたでしょうか。
では、それらを踏まえて、効果的な練習法を紹介します。
弱点を強みに変えるための練習メニュー
ペンホルダーグリップの弱点を克服し、さらに強みとして活かすための練習メニューを詳しく見ていきます。
まず、バックハンドショットの強化に取り組むことが重要です。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]具体的には、以下のような練習メニューが良いニャ[/word_balloon]1. 短いスイングでのスピン練習
バックハンドショットでは、短いスイングで強力なスピンをかけることが求められます。
これを実現するために、バックハンドでのドライブやプッシュショットを繰り返し練習します。
特に、スピンをかける際のラケットの角度やスイングスピードを調整することで、安定したショットが打てるようになります。
2. フットワークと連動したバックハンド練習
バックハンドショットを強化するためには、フットワークとの連動が欠かせません。
サイドステップやクロスステップを使いながら、バックハンドショットを打つ練習を行います。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]これで、試合中に迅速にポジションを取り直し、効果的なバックハンドショットを打つニャ[/word_balloon]3. フォアハンドとバックハンドのコンビネーション練習
ペンホルダーグリップの強みであるフォアハンドとバックハンドを組み合わせた練習も重要です。
例えば、フォアハンドで強力なドライブを打った後、すぐにバックハンドに切り替える練習を行います。
これにより、試合中にスムーズに攻撃を続けることができ、相手にプレッシャーをかけることができます。
4. フォアハンドドライブの精度向上
フォアハンドはペンホルダーの最大の武器です。
強力なフォアハンドドライブを打つためには、ラケットの角度とスイングスピードを調整することが重要です。
正確なタイミングでボールを捉え、スピンとスピードを両立させるための反復練習を行います。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]いろいろなラバーの相手に対し、ドライブをしてみるニャ[/word_balloon]5. フォアハンドスマッシュの練習
フォアハンドスマッシュは、決定力の高いショットです。
このショットを安定して打てるようになるためには、高いボールを確実に打ち込む練習が必要です。
特に、ラケットの角度とスイングの勢いを調整し、精度の高いスマッシュを打つ練習を繰り返します。
これらの練習メニューを取り入れることで、ペンホルダーの弱点を強みに変え、試合でのパフォーマンスを向上させることができます。
また、ペンホルダーでサーブを悩まれている方は、ペンホルダーに合ったサーブを習得しましょう。
以下が参考になります。
実践を想定したトレーニング
実践を想定したトレーニングも重要です。
試合形式の練習を行い、実際の試合での動きをシミュレートすることで、プレッシャー下でのパフォーマンスを向上させます。
[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]相手の攻撃に対して迅速に対応する能力を養うために、パートナーとのラリー練習が有効ね[/word_balloon]また、戦術的なアプローチも含めた練習を行うことで、試合中の適応力を高めることができます。
相手の弱点を突く戦術を試し、実際の試合でどのように活用できるかを確認することが重要です。
次に、試合での実践について詳しく見ていきましょう。
試合での実践
効果的な練習法を紹介しましたので、ぜひ取り入れてみてください。
最後に試合での実践についてみていきます。
相手の弱点を突く戦術
試合での実践において、相手の弱点を突く戦術を効果的に活用することが重要です。
例えば、相手のバックハンドが弱い場合、フォアハンドで強力なショットを送り込み、バックハンド側にプレッシャーをかけることが効果的です。
[word_balloon id=”9″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]そうすると、自分にとって打ちやすい球が返ってくる可能性は高くなるわね[/word_balloon]また、相手の動きを観察し、次のショットを予測することで、効果的に攻撃を仕掛けることができます。
相手のリズムを崩し、自分のペースで試合を進めることが、勝利への鍵となります。
試合中の適応と調整
試合中においては、相手の戦術に応じて迅速に適応し、必要な調整を行う能力が求められます。
相手の攻撃パターンを分析し、弱点を突く戦術を見直すことが重要です。
例えば、相手が自分のバックハンドを狙って攻撃してくる場合、フォアハンドに迅速に移行し、攻撃を返す練習をしておくと良いでしょう。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]ペンホルダーであれば、バックハンドを狙われるから、そこは意識して練習するべしと、筆者の知人も言っていたそうニャ[/word_balloon]試合中の適応力を高めるためには、さまざまな状況を想定したトレーニングが有効です。
これで、ペンホルダーグリップの弱点を克服し、試合でのパフォーマンスを向上させるための具体的なアクションプランが完成しました。
これらのポイントを実践することで、ペンホルダーのプレイヤーは確実に強くなることができます。
みんなの声
ペンホルダーでも下回転をバックドライブできる!
回り込むだけじゃ慣れられてしまうので、できて損はないです👍
コツはフリーハンドで打球と同時に引くのを意識してみてください!
攻撃の展開に繋げる重要な技術!
ぜひペンホルダーの方、参考にしてみてくださいね🙌 pic.twitter.com/nmquqkecNC— 中村謙吾🏓卓球コーチ (@takkyu777) May 17, 2024
ペン粒の星・安藤実慶選手(駒澤大学)のフォアのブチギレカットブロックがブチギレすぎて手前のコートで2バウンド pic.twitter.com/2JQB2HwMq5
— 卓球メディア Rallys(ラリーズ) (@Rallys_pingpong) June 6, 2024
【竹谷康一】ペンホルダーのバックショート!
・バックショートの技術をマスターするには体の捻り方がポイント!
・基本的な体の捻り方を覚えれば守備も攻撃も可能に!
・ペンの特徴を磨いて試合に勝つ!#卓球#シェークハンズ#動画で学ぶ卓球教室https://t.co/VH1EOvYQ3v pic.twitter.com/9GarbGN9Ry— 卓球動画シェークハンズ【公式】 (@Shakehands_Inc) May 27, 2024
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ペンホルダーグリップは攻撃的なプレイスタイルに適している一方で、バックハンドの弱さが課題です。
この記事では、ペンホルダーの特徴と弱点を明らかにし、フットワークやラケットの角度調整、効果的な練習方法、実践的な戦術を通じて弱点を克服する方法を解説しました。
これらのポイントを取り入れることで、ペンホルダーのプレイヤーは試合でのパフォーマンスを向上させ、勝利を目指すことができます。
ご覧いただきありがとうございました。
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