試合でカットマンと当たると苦手だと思う方多いと思います。
卓球でカットマンの弱点を知って有利に戦いたくないですか?
実は、カットマンに勝つための戦略と練習法を知ることで、試合で優位に立つことができるのです。
この記事では、カットマンの弱点を理解し、効果的な戦術と練習法を紹介します。
実践できればカットマンも怖くない!
目次
カットマンとは?そのプレイスタイルの特徴
そもそも、カットマンとはどういったプレイヤーのことを指すのでしょうか。
「カット=切る」
どんなプレイスタイルなのか、特徴をみていきましょう。
トップ小塩遥菜とアスティーダ牛嶋星羅のカットマン同士の対戦は至極のラリーが続くフルゲームの大熱戦となった!
小塩遥菜 vs 牛嶋星羅 T FINAL GAME トップおとめピンポンズ名古屋 vs 九州アスティーダ Haruna Ojio Seira Ushijima ノジマTリーグ【卓球 Tリーグ公式】https://t.co/FlgoLkUehj pic.twitter.com/h1yP9tcSzo
— 卓球のTリーグ (@TLEAGUE_PR) March 6, 2023
カットマンの基本的な戦術
カットマンとは、防御的なプレイスタイルを持つ卓球選手のことを指します。
彼らの主な戦術は、相手の攻撃をカットボール(下回転)で返すことで、相手のミスを誘うことです。
カットショットは、強い下回転をかけて相手の打球を返す技術であり、相手のミスショットや過剰な力の使用を引き出すために用いられます。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]試合のリズムをコントロールし、相手を消耗させることで得点を狙うニャ[/word_balloon]カットマンのもう一つの特徴は、非常に高いボールコントロール能力です。
彼らは相手の強打を冷静に受け止め、適切なカットショットで返すことができます。
このため、攻撃的なプレイヤーが焦ってミスを犯すことがよくあります。
カットマンの代表的な選手
卓球界には、数多くの優れたカットマンがいます。
日本では有名なのは松下浩二さんなどがその代表です。
松下浩二さんは日本で初めてプロの卓球選手としても有名ですね。
[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]カットマンにピンとこない人は彼らの試合をみてみるといいかも[/word_balloon]松下浩二さん
この人のプレーを見るとカットマンやりたかったなぁって思う
35歳から目指すのはアリ? pic.twitter.com/TfF82gpKiI— ゆっきー (@yukky_ataku) October 18, 2023
カットマンの弱点を理解する
カットマンがどういうプレイスタイルなのかみてきました。
次はカットマンの弱点について考えます。
フォアハンドの弱点
カットマンの中には、フォアハンドの攻撃が弱い選手が多くいます。
彼らは主にバックハンド側でカットショットを多用するため、フォアハンド側の守備力や攻撃力が相対的に低いことがよくあります。
これを利用して、フォアハンド側にボールを送り、相手のミスを誘う戦略が有効です。
特に、速いボールや変化のあるショットをフォアハンド側に打ち込むことで、相手のバランスを崩すことができます。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]ただ、フォアハンドに苦手意識のない選手も当然いるから、見極める必要があるニャ[/word_balloon]動きの遅さ
カットマンは守備に重点を置くため、相手の強打に対して適切に対応するために、比較的安定したポジションを取ります。
しかし、このために動きが遅くなる傾向があります。
特に速い攻撃や連続したショットに対しては対応が遅れることがあるため、これを狙った戦術が効果的です。
素早いフットワークと連続攻撃で相手を追い詰めることで、カットマンの弱点を突くことができます。
精神的なプレッシャー
カットマンは試合中に高い集中力を要求されます。
相手の攻撃を受け止め続けることは精神的にも大きな負担となり、長時間の試合では集中力が切れることがあります。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]相手のミスを待つと同時に、自身も攻撃にミスなくスピンをかける必要があるニャ[/word_balloon]特にプレッシャーのかかる場面でミスが増えることがあるため、重要なポイントで積極的に攻撃することで、カットマンに精神的なプレッシャーを与えることができます。
カットマンに勝つための戦略
カットマンの弱点をご理解いただけたかと思います。
それを踏まえて、勝つための戦略を考えます。
スマッシュとドライブの活用
カットマンに対して有効な戦術の一つが、スマッシュとドライブを適切に活用することです。
スマッシュは強力な攻撃手段であり、カットショットを返すカットマンにとって対処しづらいショットです。
また、ドライブも効果的で、特に速いドライブはカットマンの守備を崩すことができます。
・スマッシュの基本
スマッシュを成功させるためには、正確なボールコントロールとタイミングが重要です。
ボールが高く跳ねた瞬間を狙って強打することで、カットマンの守備を突破することができます。
[word_balloon id=”9″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]スマッシュの練習は、打つタイミングを掴むことが重要で、何度もして精度を高めましょう[/word_balloon]・ドライブの基本
ドライブはボールにスピンをかけて打つ技術で、特にスピードが重要です。
速いドライブはカットマンのバランスを崩し、ミスを誘発する効果があります。
また、相手のリズムを崩すために、ドライブのタイミングを変えることも有効です。
[word_balloon id=”9″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]スマッシュやドライブだけでなく、手前に返球して、相手を前後に動かすのも効果的ね[/word_balloon]フォアハンドへの攻撃
カットマンの多くはフォアハンド側が弱点であるため、このエリアを狙って攻撃する戦略が有効です。
特に、速いショットや変化球をフォアハンド側に打ち込むことで、相手のバランスを崩すことができます。
・フォアハンドの弱点を狙う方法
フォアハンド側への攻撃を成功させるためには、相手の動きをよく観察することが重要です。
カットマンがバックハンド側に寄っている時を見計らって、フォアハンド側に速いボールを打ち込むことで、相手の守備を崩すことができます。
[word_balloon id=”9″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]そのために、何度もバック側に打っておくといいですね[/word_balloon]サーブの工夫
サーブは試合の序盤で流れを作る重要な要素であり、カットマンに対してもサーブに慣れられる前に効果が有ります。
特に、変化のあるサーブやスピードのあるサーブはポイントに繋がりやすいです。
中盤に入ってくると、カットマンのリズムを崩す必要があります。
・サーブの種類と効果的な使い方
サーブの種類には、トップスピンサーブ、バックスピンサーブ、サイドスピンサーブなどがあります。
これらのサーブを組み合わせることで、カットマンに対して効果的なプレッシャーをかけることができます。
[word_balloon id=”9″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]変化のあるサーブを使用することで、相手の返球の質を下げ、攻撃しやすくなります[/word_balloon]また、サーブのリズムやタイミングを変えることで、相手の予測を外しやすくなります。
効果的な練習法
対カットマンの戦術を確認しました。
ここからは、日々の練習で、どうすればよいのかみていきましょう。
スマッシュ練習
カットマンに対して有効な攻撃手段の一つであるスマッシュは、正確さとパワーが求められます。
スマッシュの練習では、まず基本的なフォームを確認することから始めます。
適切なラケットの握り方、足の位置、スイングのタイミングなどをしっかりと覚えることが重要です。
次に、実際の練習では、ボールが高く跳ねた瞬間を狙って強打する練習を繰り返します。
この際、スピードだけでなく、コントロールも意識して行うことが大切です。
[word_balloon id=”9″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]パートナーと練習する場合、相手にカットショットをしてもらい、それに対してスマッシュを打ちましょう[/word_balloon]また、一人で練習する場合は、壁を使ってボールを反射させる方法も効果的です。
定期的にスマッシュ練習を行うことで、試合でも自信を持ってスマッシュを打つことができるようになります。
フットワーク強化トレーニング
カットマンに対抗するためには、素早いフットワークが欠かせません。
フットワークの練習では、まず基本的な動き方を確認します。
横への移動、前後のステップ、斜めへの動きなど、様々な方向に素早く移動できるようにトレーニングを行います。
具体的な練習方法としては、シャドウ卓球が効果的です。
これは、実際のラケットを持たずに、相手の動きを想定しながらステップを踏む練習です。
[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]鏡の前で自分の動きを確認しながらしても良いかも[/word_balloon]また、ラダードリルやコーンを使ったアジリティトレーニングも、フットワークの強化に役立ちます。
メンタルトレーニング
カットマンとの試合では、長時間のラリーが続くことが多く、精神的な疲労が大きな課題となります。
メンタルトレーニングでは、集中力を高める方法やストレス管理の技術を学びます。
例えば、試合前のルーティンを確立することで、試合中の緊張を和らげることができます。
また、ビジュアライゼーション(視覚化)も効果的なメンタルトレーニングの一つです。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]自分が試合で成功している場面を頭の中でイメージする方法で、試合直前に効くニャ[/word_balloon]この練習を繰り返すことで、実際の試合でも自信を持ってプレーすることができます。
さらに、深呼吸やリラクゼーションテクニックを学ぶことで、試合中の精神的なプレッシャーを軽減することができます。
試合での実践法
効果的な練習法をみました。
最後に試合に関するトピックをみていきます。
戦術の立て方
試合でカットマンに勝つためには、しっかりとした戦術を立てることが重要です。
まず、相手のプレースタイルを観察し、どのショットが最も有効かを判断します。
試合前のウォーミングアップや初めの数ポイントで相手の反応を見ながら、効果的な攻撃パターンを見つけることができます。
次に、相手の弱点を突く戦術を練ります。
例えば、フォアハンドが弱いカットマンにはフォアハンド側にボールを送り、バックハンドが強いカットマンには逆にバックハンド側を避けるような戦術を取ります。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]相手の動きが遅いときは、速いラリーで相手を振り回すことが効果的ニャ[/word_balloon]戦術を立てる際には、自分の得意ショットやパターンを最大限に活かすことも大切です。
自信のあるショットを中心に組み立て、試合中に迷わないようにすることで、安定したプレーが可能になります。
試合中の調整法
試合中は常に相手の動きを観察し、戦術を柔軟に調整することが必要です。
カットマンとの試合では、長いラリーが続くことが多いため、相手のリズムに合わせて自分のプレーを調整することが求められます。
例えば、相手が特定のショットに対して強い反応を示す場合、そのショットを避けて他の攻撃パターンを試すことが有効です。
自分のミスが続いた場合や相手のペースに巻き込まれた場合は、一度試合の流れをリセットすることも重要です。
[word_balloon id=”9″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]先程のメンタルトレーニングの出番ね[/word_balloon]サーブのタイミングを変えたり、少し時間をかけてリズムを整えることで、再び自分のペースに持ち込むことができます。
この記事を読まれてる方は、次の戦型の弱点に関する記事もよく読まれていますので、参考にすると試合に大きく役立つと思われます。
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[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]試合で相手の弱点を突くことで、ポイントを取りやすくなります![/word_balloon]みんなの声
今日の戦型
使用ラケット スピちゃん
攻撃メイン
対カットマンには
バックカットとフォアから出す
スビードナックルで対応バックロングサーブ エッジ10本弱
バックショートサーブ ネット際にエッジでイン
フォアロングサーブ フォア側に強打で返されぬける 数本
それを強打で返球し得点 15本弱— 椰(なぎ) (@Nagi4Cats) December 19, 2022
マジな話、攻撃マンからカットマンに移行した場合、丸半年〜1年弱は今まで勝てた人に負けるし試合結果ボロボロでバリ惨めな思いをする可能性が高いことは覚悟した方がいいです。そこを乗り越えられるか否かがネック。調子悪い時に一度カットマンになろうする方は多いのですが、大概諦めるのが関の山…
— 卜チマル🐇左カットマン (@tochimaroom) February 26, 2022
カットマンに『超おすすめ』のすごいツブ高ラバー
✅激遅・ブチ切れカット
✅強打に対してカットが切れる
✅ツッツキが切れる
✅ロングサーブに対してバックハンドが簡単ツブ高カットマンの弱点を
とことんカバーしてくれるツブ高ラバー#卓球#wrmtv#CONFUSION_LP pic.twitter.com/bm2UPLd5B4— WRM店長 長部 (@wrmtv) April 9, 2024
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、卓球のカットマンの弱点を突き、試合で勝つための戦略と練習法を紹介しました。
カットマンのプレイスタイルや弱点を理解し、効果的なスマッシュやドライブ、フォアハンド攻撃、サーブの工夫などを駆使することで優位に立てます。
また、フットワークやメンタルトレーニングも重要です。
試合での実践法や戦術の立て方を学び、継続的な練習でスキルを磨けば、カットマンに対して安定した勝利を収めることができるでしょう。
ご覧いただきありがとうございました。
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