卓球をプレーするとき、左利きの相手だと戦いずらいですよね?
確かに左利きプレイヤーは珍しいですが、弱点を知ることで勝てるようになります。
この記事では、左利きプレーヤーの特性と弱点を解説し、4つの具体的な戦術を紹介します。
試合でのパフォーマンスを向上させ、左利きの相手に対して有利に戦う方法を学びましょう。
目次
左利きプレーヤーの特性と弱点
最初に、左利きプレイヤーの特徴を確認しておきましょう。
次に弱点もみていきます。
左利きプレーヤーの有利性と特性
卓球において、左利きプレーヤーは独自の特性を持ちます。
一般的に左利きの選手は右利きの選手に比べて少なく、そのため多くのプレーヤーが左利きの相手に慣れていません。
左利きが有利とされる理由は右利きに比べて少ないからです。
特に、左利きのプレーヤーはフォアハンドとバックハンドのショットが右利きとは逆の角度から来るため、対戦相手は予測が難しくなります。
例えば、左利きの選手のフォアハンドショットは右利きの選手にとってバックハンド側に来ることが多く、この予想外の角度からの攻撃に対応するのは困難です。
さらに、左利きプレーヤーのサーブも独特なスピンと軌道を持つため、レシーブする側にとっては新たな挑戦となります。
左利きプレーヤーの弱点
左利きのプレーヤーにも弱点は存在します。
まず、左利きの選手は多くの試合で右利きの相手と対戦することが多いため、同じ左利きの選手に対する防御が不慣れであることがしばしばあります。
また、特定のショットや角度に対して弱点を持つこともあります。
さらに、サービスやレシーブの際に特定のパターンに対する対応が苦手であることも多く、これを突くことで試合を有利に進めることができます。
この記事を見ている方は、右利きの弱点についても読まれています。
卓球の右利きプレイヤーの弱点とは?対策と練習法を徹底解説
サーブとレシーブの工夫
まず紹介する戦術はサーブとレシープに関してです。
どのようなものが効果的なのか確認しましょう。
左利きに対するサーブのポイント
左利きプレーヤーに対するサーブにはいくつかのポイントがあります。
まず、相手のバックハンド側を狙うことが効果的です。
さらに、サービスのスピンやスピードを変化させることで、相手のリズムを崩すことも有効です。
特に、スピンサーブを多用することで左利きのプレーヤーが対応しにくくなり、サーブレシーブでのミスを引き出すことができます。
左利きからのレシーブに対する対応
左利きのプレーヤーからのサーブに対するレシーブも工夫が必要です。
左利きの選手のサーブは右利きの選手とは異なるスピンと軌道を持つため、まずは相手のサーブの特性をしっかりと観察することが重要です。
次に、レシーブ時には相手のサーブのスピンを正確に読むことが求められます。
スピンの方向や強さを見極めて、ラケットの角度やスイングを調整することで、効果的なリターンをすることができます。
相手のサーブのパターンを理解し、適切なタイミングでリターンすることで、試合の主導権を握ることができます。
ラリー中の攻撃パターン
サーブとレシーブに関しての話は以上となります。
次にラリー中の攻撃について考えます。
左利きプレーヤーの攻撃パターンの特徴
左利きプレーヤーの攻撃パターンには独特の特徴があります。
左利きの選手は、フォアハンドショットの角度が右利きの選手とは逆になるため、特定のコースに対して強力な攻撃を繰り出すことができます。
特に、フォアハンドからのクロスショットは鋭い角度を描き、右利きにはバックに強烈に突き刺さってきます。
また、左利きのプレーヤーは強烈なストレートショットを多用することもあります。
右利きの選手は、これらの攻撃パターンに対する対策と練習が必須です。
効果的な攻撃戦術
左利きプレーヤーに対して効果的な攻撃戦術を展開するためには、相手の弱点を突くことが重要です。
まず、相手のバックハンド側に繰り返し攻撃を仕掛けることで、ミスを誘発することができます。
バックハンド側への速いショットや低いショットを打つことで、相手の防御を崩すことが可能です。
次に、ショットの種類やスピードを変化させることで、相手のリズムを崩すことも効果的です。
さらに、相手の得意なパターンを避けることで、自分にとって有利な展開に持ち込むことができます。
ポジショニングと動き方
ラリーに関しては以上です。
次にポジショニングと動き方について解説します。
左利きプレーヤーに対するポジショニング
左利きプレーヤーに対するポジショニングは非常に重要です。
左利きのプレーヤーは右利きの選手とは異なる攻撃パターンを持っているため、それに対応するための位置取りが必要です。
特に、相手のフォアハンド攻撃を防ぐために、自分のバックハンド側をしっかりと守ることが求められます。
バック側に強烈なドライブが来るからとバック寄りにポジショニングしてしまっては、ストレートに決められやすいので注意が必要です。
効果的な動き方のポイント
左利きプレーヤーに対する効果的な動き方のポイントは、常に次のショットを予測して備えることです。
相手の攻撃が予測しづらい場合でも、素早い動きで対応することが求められます。
特に、相手のフォアハンドからの攻撃に対しては、自分のフォアハンドで返すために素早くポジションを取り直すことが重要です。
さらに、相手の攻撃パターンをよく観察し、それに対応する動きを練習することも大切です。
例えば、相手がクロスショットを多用する場合には、それに対する防御とカウンター攻撃を練習することで、試合中の対応力が向上します。
メンタル面での準備
ポジショニングや動き方の理解が深まったと思います。
最後にメンタル面での準備をみます。
試合前のメンタル準備
試合前のメンタル準備は、左利きプレーヤーとの対戦において非常に重要です。
過度な緊張や不安は、自分のパフォーマンスを低下させる原因となります。
また、試合前に具体的な戦術を頭の中でシミュレーションすることも効果的です。
自分がどのように攻撃し、どのように防御するかを、試合前、サーブ前に、明確にイメージすることで、試合中の不安や迷いを減少させることができます。
左利きプレーヤーとの対戦時の心構え
左利きプレーヤーとの対戦時には、常に冷静さを保つことが重要です。
また、相手のミスを見逃さず、チャンスを確実にものにすることが勝利への鍵となります。
さらに、試合中に予期せぬ事態が発生しても、ポジティブな態度で対処することが求められます。
自分のミスを引きずらず、次のポイントに集中することで、試合全体を通して安定したパフォーマンスを維持することができます。
弱点を知ることが勝利へ第一歩、卓球は考えるスポーツです!
弱点を知ることで戦術を組み立ててみて下さい。
多くの人が使っているラバー卓球の裏ソフトの弱点を知ることで勝率を上げましょう!
攻撃の主流、ドライブマンの弱点は?
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みんなが嫌がる粒高ラバーの弱点を知れば怖くない!
みんなの声
✅左利きが苦手
✅左利きの崩し方が分からない嵯峨コーチが対左利きの戦術を解説してくれました🏓 pic.twitter.com/GEKuWgVIXM
— タクティブ | 卓球スクール (@TACTIVE1) March 17, 2024
【樋浦令子】左利きに対するサーブ戦術!
・この撮影のために現役時代の動画を見直してきてくれました!
・試合の前半に出すサーブ、慣れられてきたら出すサーブ
・そして最後に出すサーブそれぞれわかりやすく紹介!⁰#卓球#シェークハンズ#動画で学ぶ卓球教室https://t.co/1oQVdzYjXL pic.twitter.com/w2LnPDcn4c— 卓球動画シェークハンズ【公式】 (@Shakehands_Inc) May 9, 2024
対サウスポー用に練習すべきサーブ。
「左利きの人が出すストレートの順横ロングサーブが上手く返せないんです…」
という悩みを持っている人は多いと思います。
ほとんどの場合、レシーブ練習をして解決しようとしますが、その前に考えるべきことがあると個人的には思います。… pic.twitter.com/NbqEMm5n76
— 神山🏓卓球コーチ (@kanan8tt) December 13, 2023
まとめ
いかがでしたでしょうか。
卓球の左利きプレーヤーとの対戦には特有の戦術と準備が必要です。
左利きの特性と弱点を理解し、適切なサーブとレシーブ戦術を用いることが重要です。
さらに、ラリー中の攻撃パターンに対応し、効果的なポジショニングと動きを実践することで、試合での勝率を上げることができます。
メンタル面でも冷静さを保ち、戦略を持つことが勝利の鍵となります。この記事が参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。