卓球でダブルスに向いてる人とは?特徴とプレースタイルを徹底調査!

卓球のダブルス向いてる人とは?を説明した画像

卓球でダブルスに向いてる人はどのような特徴があるのでしょうか。

卓球にはシングルスとダブルスがありますが、プレースタイルなどによって得意不得意があります。

特にダブルスは、ペアとの相性や利き手なども大きく影響してきます。

この記事では、卓球でダブルスに向いてる人の特徴とそのプレースタイルを徹底調査していきます。

卓球ダブルスに向いてる人の性格

ダブルスに向いてるのはどのような性格の人でしょうか。

信頼性と安定性

ダブルスに向いている人の最も重要なことは、パートナーを信頼でき、プレーが安定していることです。

ダブルスがパートナーとの協力を必要とする競技であるため、非常に重要です。

一つの卓球台を2人で使い、1球ごとに交代して打つため、お互いの動きを予測し、即座に対応する能力が不可欠です。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力が高い人がダブルスに向いています。

パートナーとよく話し合い、お互いの長所と短所を理解し、戦術を立てることが重要です。

ミスをしても責めるのではなく、落ち着いて建設的な対話ができる人が理想的です。

臨機応変さ

ダブルスでは状況に応じて臨機応変に対応できる能力が求められます。

プレーにこだわりが強い性格ではなく、つなぐことも攻めることもできる柔軟性が重要です。

ポジティブな態度

さっぱりとした性格やポジティブな態度を持つ人もダブルスに向いています。

ミスをしても引きずらず、パートナーを励ましながらプレーできる人が強いペアを作ります。

協調性

ダブルスは2人で作り上げていく競技であるため、協調性が高い人が向いています。

自分の得意不得意を理解し、パートナーと補い合える人が理想的です。

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卓球のカットマンに向いてる人はどんな人?

卓球ダブルスに必要な基本的資質

ダブルスをプレーする上で求められる資質とは、どのようなものがあるでしょうか。

卓球ダブルスでハイタッチしているペアを説明した画像

思いやりの心

パートナーの長所を引き出し、短所をカバーし合うことが重要です。

ペアのプレーや意見にも思いやりをもって接することができる性格が求められます。

戦術的思考

ダブルスでは、「対相手」と「対パートナー」の2つの視点で考える必要があります。

その中で、どのようにプレーしていくのか戦術的思考ができる選手がダブルスでは有利になります。

状況判断力

相手の弱点を見抜き、パートナーが打ちやすいボールを送る判断力が求められます。

また、試合展開に応じて戦術を変更できる柔軟性が重要です。

精神的要素

ダブルスはペアで戦うので、お互いを支え合いつつ強いメンタルも求められます。

ダブルスではミスが起きやすいため、ミスを恐れずにプレーする勇気が必要です。

また、自分の役割を果たし、パートナーを信頼する姿勢が重要です。

身体的要素

ダブルスは、パートナーのポジションに合わせて動く必要があるので、フィジカル面を高めるのも重要な要素になります。

2人でプレーするため、シングルスより狭いスペースで素早く動く敏捷性が求められます。

また、頻繁な位置変更に対応できる持久力が必要です。

これらの資質を磨くことで、ダブルスでの成功率が高まります。

コンビネーション

ダブルスではコンビネーションが重要とされています。

コンビネーションを養うために重要なものとして、パートナーとの会話、タイミング、リズム、考え方の一致、判断能力が挙げられます。

それらを意識して日々の練習や試合をこなすことで、良いペアに成長していくことができます。

ダブルスに必要な基本戦術とは?

ダブルスにおいては、シングルスとは違った戦術が求められます。

どのような戦術が必要になるのか見ていきます。

サービス

ダブルスのサービスは片面しか出すことができないため、レシーブ側が優位になります。

ですから、相手にレシーブで思い切り振らせない工夫が必要になります。

サービスの基本的な考え方は、低く、短く、2バウンドで正確に出すことにあります。

そうすることで3球目を待つパートナーが攻撃しやすくなります。

Mくん
サービスを打つ時、コースが限られるのでどうしてもレシーブで攻められてしまいます。
管理人
私はサービスのバリエーションを増やしつつ、低いサービスを意識することで攻められにくくなりました。

センターラインギリギリに出すサービスや、意図的に1バウンドでボール1つ分だけ台から出る少し長めのサービスも練習しておくと効果的です。

しかし、このサービスは非常にコントロールが大切になるため、あまり強い回転をかけてしまうとミスにつながるので、力加減が重要となります。

レシーブ

ダブルスのサーブは片面にしか出されないため、レシーブ側が優位とされています。

相手のサービスによってレシーブ技術は変わってきますが、4球目を待つパートナーのことも考えレシーブすることが重要です。

特にバックだけでなくフォアでも打てるようにしておくと、相手に警戒させサービスの迷いにつなげることができます。

3球目について

サービス側で次に重要なのは3球目攻撃です。

ダブルスではパートナーもいるため3球目を待ちやすい、攻撃しやすいサービスを出してあげることが重要です。

相手の取りにくいサービスを出すことと、パートナーが攻撃しやすいサービス両方で考えることが重要となります。

練習する時には、2人の得意なパターンを作るために、お互いで話し合いながら攻撃パターンを作っていくことが求められます。

コース取りと判断能力

速いラリーの中で、重要となってくるのが自分が決めるボールなのか、パートナーにつなぐボールなのかの判断です。

特にパートナーにつなぐ場合にはコースを考え相手の弱点に打つ場合と、パートナーの得意なところに返球される可能性の高いコースに打つことが求められます。

自分だけのことを考えて打球するのは危険です。

どのコースを中心に攻めるのか、それもお互いの会話が重要となってきます。

コミュニケーション

ダブルスにおいて一番欠かせないのが、選手同士のコミュニケーションです。

特に試合中のコミュニケーションは必要不可欠で、プレーの質にも大きく関わってきます。

パートナーと話し合う内容としては、以下のことが考えられます。

サービスの組み立て(コースや種類等)。
サービス3球目攻撃の待ち方と攻め方。
攻撃していくコースについて相談する。
相手が攻撃してくるであろうコースに対して対処法等について相談する。
相手のサービスの癖を読む。
レシーブの組み立て。
レシーブ4球目の待ち方・攻め方を話す。
相手の強みと弱みの分析をする。

サインを決めてプレーする場合、あまりこだわりすぎるとプレーの妨げになるので、共通認識として軽く決めておく程度の方が良いです。

二人で相手の分析をしっかりすることで試合を優位に進めることができるようになります。

ダブルスのプレースタイル

ダブルスは2人でプレーするため、それぞれのプレースタイルを考慮することが重要になってきます。

性格面のペアリング

ダブルスのペアリングを考える際、ペアを組む2人の性格の相性と、プレースタイルの相性が大切です。

性格であれば、いわゆる気が合う2人が良いでしょう。

相手を立てる、相手を大事にする性格の2人が組むと、練習、試合などの苦しい場面で、励まし合ったり相談したりすることができます。

利き手の組み合わせ

プレーヤーの利き手は、右利きと左利きのペアが特に有効とされています。

利き手が異なることで、お互いの動きが重なりにくく、スムーズな連携が可能になります。

また、ストレート攻撃が有効になるため、ペアの位置関係を崩さずにラリーを展開できるという利点があります。

戦型の組み合わせ

個々のプレースタイルを組み合わせることによって、ダブルスの戦い方を工夫することができます。

最近では、カットマン同士のペアが世界で活躍するなど、柔軟に考えられるようになっています。

ドライブ型と前陣速攻型

安定したドライブ攻撃と速攻型のスピード感が組み合わさり、緩急をつけた攻撃が展開できます。

カットマンと攻撃型選手

カットマンの守備力で相手を翻弄し、攻撃型のパートナーがチャンスボールを決めることで、バランスの取れたプレーが可能です。

回転量の多いドライブ型と異質型

ドライブ型異質型がペアを組むと、それぞれのボールによる回転差が生まれることで、相手を幻惑させる効果があります。

性格上の組み合わせ

試合がコートの半面から始まるという特性上、サーブ・レシーブの上手い選手のペアが理想です。

ダブルスは交互に打球するので、動きの速い選手が良いでしょう。

勝気な選手同士は単調な試合になり、おとなしい選手同士は、消極的な試合になりがちでうまくいかないことが多いです。

ミックスダブルスについて

卓球のダブルスでは、ミックスダブルスという男女でペアを組む種目があります。

ミックスダブルスに必要な要素

ミックスダブルスでは、男子選手の打ったボールを女子選手が受けます。

男子選手はもちろん、女子選手のレベルも高いことが要求されます。

東京オリンピックのダブルス種目でメダルを獲得したのは、全てアジアの選手でした。

その背景には女子選手の実力がトップレベルであったことが要因として考えられます。

Sさん
ミックスダブルスではどこに打てばよいのか迷ってしまう場面が良くあって、結局相手の強打に押されることが多かったです。
管理人
私は相手のポジションを見てボールをコントロールすることで、ミックスダブルスが戦いやすくなりました。

男子選手のパワーボール、回転の強いボールに対しどれだけ対応することができるのか、そして同時に自分のボールにして返球できるかが重要となります。

ミックスダブルスの戦型について

ミックスダブルスの場合、男性後陣、女性前陣の場合が多いので、役割が明確になりやすいです。

ただ、男性は日頃から裏ソフトのパワー系ボールを取り慣れていることが多いです。

そのため、女子選手の放つ柔らかいタッチのボールや異質ラバーによるボールに対応できず、得点されてしまうこともあります。

逆に、女子選手が男子選手のボールを受ける際、パワーのあるボールはなかなか受けきれないこともあります。

ですから、そのひとつ前のボールをパートナーの男子選手が相手選手に出す際にパートナーの女性が受けやすくなるようなボールを送ることが重要です。

それぞれの立場で、パートナーのために何ができるのかを考えることで、ミックスダブルスの幅が広がってきます。

みんなの声

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この記事では、卓球でダブルスに向いてる人の特徴とプレースタイルについて、徹底調査していきました。

ダブルスではペアとの信頼関係が大切なので、良好なコミュニケーションと人間関係を築ける人が向いています。

また、ダブルス特有のプレースタイルを生かすためにも、ペア同士の長所と短所をよく理解しておくことも大切ですね。

ご覧いただきありがとうございました。

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