5月5日こどもの日は端午の節句でもあります。
男の子の成長を願って五月人形や鯉のぼりを飾ります。
でも、その鯉のぼりでマンショントラブルを招くこともあるようです。
せっかくのお祝いをご近所トラブルで台無しにしたくはありません。
今回は、マンションで鯉のぼりを飾る際のマナーについて調査してみました。
是非、ご覧ください。
鯉のぼりでマンショントラブルになる理由とは?
せっかくの端午の節句、鯉のぼりを飾って男の子のお祝いをしてあげたいですね。
でも、時には近所から思いもよらない苦情を招いてしまうことも。
それがマンションなどの集合住宅であれば尚さら注意が必要です。
いったいどんなトラブルが発生するのでしょうか?

鯉のぼりで日当たりが悪くなるから
マンションだと、布団を干すのもダメということがあります。
自室のベランダであっても、下層階に少しでも何か垂れると問題になるかもしれません。
それは、自分が思っている以上に影が出来てしまうからなのです。
大きな鯉のぼりを飾ったつもりはなくても、時間や方角で日当たりも悪くなることが。
マンションでのトラブルを避けるためには、隣人宅や下層階への配慮は欠かせません。

視界に入ったら気になるかも
そういえば、もう5月2日だった。まだ五月人形出してないよ(滝汗) そして「ええっ!持ってたの!?」という次男の嬉しそうな顔に、処分を諦めた鯉のぼり。マンションの規約に反しないよう、今年は工夫して飾ろう。
— すぴか (@Spica_ko) May 2, 2012
鯉のぼりの揺れる音や矢車の回る音がうるさいから
鯉のぼりのポールの先には矢車がついています。
あの矢車がカラカラと音をたてて回る音が騒音になります。
昼間はいろんな生活音があるので、そこまで気にならないかもしれません。
しかし、周辺が静かな地域や夜間にはうるさく感じるほどの音なのです。
騒音問題はマンショントラブルの代表とも言えるほど深刻なものです。

隣の家の鯉のぼりうるさいんだけど
— 遠浅 (@toaster_iovoi) May 9, 2013
鯉のぼりが風で隣人宅に当たるから
鯉のぼりが風になびく様子は、見ていてとても気分のいいものですよね。
晴れていて風のある日にこそ、張り切って外に飾りたいのです。
しかし、鯉のぼりもあまり大きなものを買ってしまうと大変。
風にバサバサと音をたてて、隣人宅や下層階のベランダに当たることがあります。
それも、たまにならともかく、一日中しかも何日にも渡ると苦情必至でしょう。

今日はこどもの日だから鯉のぼり🎏が各家で見かけるけど集合住宅街が多いせいか鯉のぼりのサイズか小さい☺
— TakaoTakeiteaze (@TakaoTakeiteaze) May 5, 2015
鯉のぼりが下層階や地面に落ちる場合があるから
鯉のぼりを飾る際にはしっかり固定しますよね。
ポールはもちろん、矢車や吹き流し、そして鯉のぼりも。
でも、どんなに注意をしていても風の影響でベランダから落ちてしまうこともあります。

下層階のベランダに入ってしまうこともあるでしょう。
誤って、地面に落ちたりするかもしれません。
下に人がいたりしたら危ないので、間違いなく苦情がきます。
ピンフリちゃん
鯉のぼり飛んで行った一言目が叫び驚きじゃなくて
「人に当たったら大変」って人が出来過ぎだろ— m-hiro (@mhiro1982) May 16, 2020
鯉のぼりが共用部分に侵入しているから
マンションの共有部分に鯉のぼりを飾るのはトラブルになります。
共有部分にちょうどいい場所を見つけても「ちょっとくらい大丈夫か」は危険です。
周辺住民や管理組合などから苦情がくることになります。

マンションで鯉のぼり迷惑って世知辛いなって思ったら、自分の予想を遥かに上回る巨大な鯉のぼりだった。うん、ありゃ迷惑だ
— めたばか(メタル馬鹿一代) (@metalbaka) October 9, 2016
鯉のぼりがマンション全体の景観を損ねるから
景観を損ねるという理由から、鯉のぼりを禁止しているマンションもあります。
鯉のぼりだけでなく、布団や洗濯物なども同じ理由でダメということのようです。
ただ、その場合はきっと、景観だけでなく安全面を考えてということもあるのでしょう。
室外に物が出してあると、なにかとトラブルの種になりそうですよね。
防犯の意味もあるのでしょう。

マンションの管理規約を確認したら、鯉のぼり禁止だったってのはどうでしょう?それかかなり小型しかダメ、とか。🎏
— しまこ (@suisuisuimiiiii) February 10, 2017
鯉のぼりでのマンショントラブル回避する為の7つの方法
集合住宅では住民全員が気持ちよく過ごしたいものです。
たかが鯉のぼりといってルールやマナーを無視してはいけませんね。
マンションでのトラブルを未然に防ぐためにはどうすればよいのでしょうか。

事前にマンション管理会社・管理組合に確認
マンションに住んでいるのであれば、何はともあれまず管理組合に確認しましょう。
規程に「鯉のぼり禁止」とあれば、もう外に飾ってはいけません。
短期間だからといって、知らん顔して飾っているとトラブルを招きます。
きちんと規定に従うようにしましょう。
この場合、鯉のぼりは室内にうまく飾って楽しんでくださいね。

@jubi1212
鯉のぼり禁止のマンションも
有るみたいですよ!— まさし🐬🌟🌟🌟🌟🌟🌟🐬 次は未定 (@YokoChanasan_18) April 19, 2016
鯉のぼりくらいは小さい飾るやつ買ってもいいけど。
うちマンション防鳥ネットしてるから鯉のぼり禁止やしさ。それを言い訳に買わないでおこう。うん。— るる 6y(春から小1)+2m (@ruru_ths) November 27, 2022
近隣住民とコミュニケーションをとり承諾を得る
マンションの規定に「鯉のぼり禁止」がなくても近隣への配慮は必要です。
万が一のトラブルを避けるためにも、事前にひとこと伝えましょう。
快く同意を得られるかどうかは、普段からのコミュニケーションが重要かもしれません。
近隣の承諾を得たからといって、大きな鯉のぼりは避けたほうがよいでしょう。

なるべく静かにします
ベランダ鯉のぼり、出した。
今年もよろしく。 pic.twitter.com/eyMD9tllHH— クマさん・トリケラ★お絵かき (@kumasantricera) April 28, 2018
設置場所が隣人宅や共有部分に入らないようにする
近隣からの承諾を得て、無事に鯉のぼりを飾ることになります。
でも、やはり隣人宅やマンション共有部分には入ることのないよう注意は必要です。
設置場所を決めたからといって、いきなり鯉のぼりを飾り放置するのはやめましょう。

鯉のぼりを飾ったら、しばらく様子をみてください。
隣人宅にご迷惑になっていないか、固定がきちんとされているかどうか、など。
トラブル回避のための試運転なのです。
お隣のベランダのこいのぼり🎏がやっと片付けられた‼️
今、9月ですけど😒— あ~ちゃん🍙ポカ (@atashibibouroku) September 8, 2018
鯉のぼりは小さくてシンプルなものを選ぶ
鯉のぼりは実家など親族などが買ってくれることが多いですよね。
そして、その鯉のぼりが予想以上に大きいものだと正直困りますよね。
気持ちとしては嬉しいのですが。
マンションでのトラブルを避けるためには、鯉のぼりは小さいほうが安心です。
ベランダなど室外に飾る場合は、小さな鯉のぼりを別に買った方がよいかもしれません。
ほかに、5月人形を買わない割合や理由について調査した記事も読まれています。
鯉のぼりが大きすぎて飾れないので、おうちの中で泳いでいます。 pic.twitter.com/TxefzSTGXJ
— Kao (@kaokao_E5) May 5, 2021
夜間は鯉のぼりを出しっぱなしにせず片づける
マンションの室外やベランダに飾った鯉のぼり。
出来れば、こどもの日の端午の節句が終わるまで、そのままにしておきたいですよね。
でも、これもトラブルを招く前に対策しておくことが大事です。
面倒ではありますが、夜間は鯉のぼりを室内に取り込んでおきましょう。

夜中に室外で「バサバサ」「カラカラ」騒音がしたら間違いなく苦情がきます。
すぐにご近所トラブルへと発展してしまうのです。
そうならないためにも、毎日の片づけを心がけてください。
鯉のぼり夜にいちいち降ろすのめんどくさい…。ポツリ
— KK (@KyK821) April 7, 2012
鯉のぼりが落下しないよう念入りに固定する
鯉のぼりは、毎日夜間に片づけなければなりません。
なのに、昼間は飛ばされないようしっかり固定しておく必要もあります。
この作業を一定期間繰り返すのは面倒ですよね。
でも、やはりマンショントラブルを回避するためには、なんとか頑張りましょう。
鯉のぼりを買う際、お店に固定方法をアドバイスしてもらうといいかもしれませんね。
帰りの電車から、集合住宅のベランダに鯉のぼりが飾ってあるのが見えた。今日って端午の節句だっけぇ?
— たまみん (@hananotama) July 7, 2010
おはようございます!😊昨日のこどもの日、息子になんでうちは大きい鯉のぼりがいないか聞かれました😂マンションだしね😂今日もよろしくお願いします💕
— みんと🌱☕️ (@mintstyle_33) May 5, 2021
鯉のぼりを飾っている間も極力音が出ないよう対策する
昼間でも、隣人宅などご近所さんへの騒音トラブルが発生するかもしれません。
赤ちゃんやお年寄り、在宅でお仕事をしているひとなど。
静かな環境を必要としているひとは沢山います。

鯉のぼりは、ポール上部に付いている「矢車」が騒音の原因になることがあります。
あの「カラカラ」という音を出さないために、矢車を取り外しておくのも手です。
見栄えやバランスの悪さが気になるなら、矢車をテープや紐で固定してもいいでしょう。

最近では、静音タイプの矢車もあります。
鯉のぼりとのセット以外にも、静音矢車の単品も売っています。
マンショントラブルを回避するには沢山の努力が必要です。
でも、工夫や配慮を忘れなければ、端午の節句も楽しく過ごせることでしょう。

矢車って言うみたい
そして、鯉のぼり。矢車の回る音がうるさいと、ある日ポストにお手紙が……二度と泳ぐことができなくなりました。まだ兄お子も小さかったから、自分の為に作られた鯉のぼりがあるなんて事は、知らない。
— あろえ (@valoev) May 5, 2016
通りを歩いていると、上空で鯉のぼりみたいな音がする。見上げるとマンションの高層階の小さな鯉のぼり。カラカラカラ・・・おーい、コロナを吹き流してくれい。
— oshimagus (@oshimagus) April 27, 2020
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、鯉のぼりのマンショントラブルについて調査しました。
集合特有の問題点、さらにはトラブル回避の対策について。
もちろんマナーやエチケットはとても大事です。
でも、気がつくとまた考えさせられていたのです。
「日本人の寛容さと不寛容さ」について。
いったい正解はどの辺にあるのでしょう?
気候もよくなり、これから迎える端午の節句やゴールデンウィーク。
誰もが心穏やかに平和に過ごせることを願っています。
今回もご覧いただきありがとうございました。
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