ひな祭りの歌詞には5番まであるという噂はホント?聴くと怖い理由!

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女の子が誕生すると、多くの家庭では初節句をお祝いしますね。

ひな人形を飾り、ひな祭りの歌をお子さんに歌うご家庭も多いでしょう。

みなさんはひな祭りの歌詞が何番まであるのかを知っていますか?

「5番まであると聞いたことがある!」という人もいるはずです。

そこで今回はひな祭りの歌詞が5番まであるのか、検証します。

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ひな祭りの歌詞に5番はある?

あかりをつけましょ ぼんぼりに~♪

この歌を一度は聞いたり、歌ったりしたことがあるはずです。

ひな祭りの歌詞が何番まであるか、覚えていますか?

ひな祭りの歌詞に5番はある?を説明した画像

ひな祭りの歌詞は何番まで?5番まであるの?

結論から言いますと、有名な『うれしい ひなまつり』に5番はありません

『うれしい ひなまつり』は幼い頃によく保育園や幼稚園、学校で歌った記憶がみなさんあるのでは?

大人になってからもスーパーなどの店頭で耳にします。

お子さんがいる家庭では、季節の歌として一緒に歌うこともあるかもしれませんね。

よーく聞いていると分かりますが、歌詞は4番までしかありません。

[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]5番まである!というのはたんなる噂でした。[/word_balloon]

また、どの楽譜にもこの曲の歌詞は4番までしか載っていません。

4番の

着物をきかえて 帯しめて
今日はわたしも はれ姿
春のやよいの このよき日
なによりうれしい ひなまつり

で『うれしい ひなまつり』は締めくくられます。

「お内裏さまとおひなさま」は間違い

2番の歌詞にある「お内裏さまとおひなさま」は間違った表現であることをご存知ですか?

「お内裏様(だいりさま)と おひな様 二人ならんで すまし顔」

ここを歌うと、お内裏様が、男性を指すようになります。

しかし「内裏」のもともとの意味は「天皇皇后両陛下のお住まいになる御所」のことで、男性のみを指す言葉として使うのは間違いです。

「お内裏様」と言うと、両陛下を一括りで言い表しているため、そのあとに「おひなさま」と歌詞が続くのは、意味合いとしておかしいことになります。

あえて正しく言い表すとしたら、「お殿様・お雛様」で二人の雛を示すことになります。

広く親しまれている歌ですので、重箱の隅をつつくような意見は野暮ですが、ちょっとした豆知識でした。

ひな祭りの歌は怖い?

「あかりをつけましょぼんぼりに♪」で始まるひなまつりの歌「うれしいひなまつり」。

誰でも子供の頃から歌ったことがある、サトウハチローさん作詞の童謡ですが、メロディは子供が歌う童謡にしては少し暗い短調ですよね。

1番の解説

あかりをつけましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花
五人ばやしの 笛太鼓
今日はたのしい ひなまつり

[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]1番の歌詞はだいたいの人が歌えるのでは?[/word_balloon]

ぼんぼりにあかりを灯し、桃の花を飾るひな祭り定番の情景が描かれています。

太鼓や笛、鼓、謡い手などが、ひな祭りの雰囲気をより一層盛り立ててくれます。これからいよいよひな祭りが始まる楽しい予感を感じさせますね。

実はこの曲を作ったサトウハチローさんが、離婚し母親と離れ離れになった子供たちにむけて少しでも楽しいひな祭りを過ごして欲しいと思い、歌詞を書いたのです。

たのしい、と歌いつつもどこか物悲しさを感じさせるメロディの意味を感じますね。

2番の解説

お内裏様(だいりさま)と おひな様
二人ならんで すまし顔
お嫁にいらした 姉様に
よく似た官女の 白い顔

「お嫁にいらした姉さまに」という歌詞ですが、よくよく考えてみると少し意味が分からないですね。

[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]お姉さんがいきなり出てきましたね。
どういう関係なのでしょうか。[/word_balloon]

作詞したサトウハチローさんにはお姉さんがいましたが、18歳という若さでお亡くなりになってしまったそうです。

この姉さまというのが、サトウさんのお姉さんのことを指していると言われています。

お姉さんは当時の流行病だった結核で亡くなってしまいました。

18歳で神社に嫁ぐことが決まっていたとのことです。

「いらした」という言葉ですが、神社に嫁ぐ予定だったということで、

神の元に逝かれたという意味を表しているそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ひな祭りの歌詞が5番まであるのかについて調べてみました。

馴染みある童謡に以外なお話がありましたね。

ひな祭りが近づくと、スーパーなどで繰り返し流される「うれしいひなまつり」。

歌詞は4番までですが、久々にじっくり聞いてみるのも良いかもしれませんね。

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