東京女子医科大学附属病院で100人以上が一斉退職!その本当の理由

東京女子医科大学の3つの附属病院で、100人以上の医師が一斉に退職するという異常事態が起こりました。

新型コロナの対応で大変な中、どうしてこんなことが起きたのか?

東京女子医科大学の3つの附属病院では100人以上の医師が一斉に辞めたことで混乱が起きているようです。

信じられないニュースだったので、調べてみました。

東京女子医科大学附属病院で100人以上が一斉退職!

筆者も会社の経営に不満があって、みんなと相談して一緒に辞めた経験がありますが、病院ですよね?

ちょっと信じられないことが起っていますね。

東洋経済4月20日(火)によると、100人以上の医師が辞めたことで、一部の診療科が閉鎖されたという事です。

あっという間に人が減ってしまいました。

これまでと同じ診療ができなくなった科もあります。

コロナの第4波が東京で始まっていますが、どこまで対応できるのか、まだわかりません(ベテラン医師)

東洋経済4月20日(火)より抜粋

 

東京女子医科大学附属病院で100人以上が一斉退職!

東京女子医科大学附属病院で100人以上が一斉退職したのは給与の問題?

給与は他の病院に比べて極端に低かったようですね。

30歳の場合、東京女子医大の基本給は25.9万円、東京医大:31.1万円。

これに対して、日赤医療センター:41.1万円、がん研有明病院:49.7万円。

(東京医労連調査部「賃金・労働条件実態 2020年度版」より

東洋経済4月20日(火)より抜粋

生活を維持できない為に東京女子医大は、救済措置が用意されていて、週1回の研究日という形で外勤(他の病院でアルバイト)を認めていたという事です。

1日外勤で働くと8万~10万になるそうなので、1か月4回で40万近くになるんですね。

外勤を辞めなければ給与は払わないと一方的に通告!

週1回の研究日は外勤ではなく病院で働くこと!?

しかも給与はそのまま、外勤したら1日分給与カット!?

いや、これは無いですよね!

会社員だった筆者も分かりますが、救済措置があるから何とかやってきてたんであって、これを切られるって言うのは「死ね」って言われてるのに等しいんじゃないかなぁ~

なぜこんな理不尽な決定をしたのか?

東京女子医大は経営悪化に苦しんでいたといいます。

2001年、2014年の死亡事故によって、特定機能病院の認定を取り消され、私学助成金も減額された。

これが原因ですね。

それからは創業者一族である岩本絹子氏によってっ徹底的に人件費削減が実地されたんですね。

去年のボーナス全額カット、そして今回の外勤禁止措置に繋がっていったという事ですね。

全ては既定路線だったという事です。

そこには経営者の会社の再建のみを考えた方針に有りました。

東京女子医科大学附属病院で100人以上が一斉退職!その本当の理由

2014年までに医療ミスにより経営が存続危機に陥っていました。

創業者の岩本絹子氏によって徹底的な人件費削減が行われたという事ですね。

そして去年はボーナスカット0円というショッキングなニュースも出ました。

そして今年の外勤の救済措置の廃止です。

全て経営再建策だったといえると思います。

ではなぜ100人も辞める事態になったのか?

医師100人以上が一斉退職した本当の理由は給与だけではなかった!?

外勤の給与措置廃止は止めることを考える大きな理由の一つですが、迷っていた医師を決意させたほんとの理由は経営者非常識です。

今回の経営再建は東京女子医科大学を60億円の黒字に持ち上げました。

ところが大学側は莫大な資金を投入して大学施設の大半を建て替えるといいました。

今は新型コロナの影響で医師たち医療スタッフに多大な負荷がかかっている中でです。

給与やボーナスをカットされそれでも我慢してきた医師たちの心を挫くには十分でした。

とどめは全員に大学施設建設ための寄付金の協力です。

個人の場合、一口10万円を3口からの協力を求めたそうです。

そして6億かけての理事長室の改修!

「どこまでも働く側の心を逆なでにすれば気が済むのか!」ですよね。

あまりにも経営者の身勝手で一人よがりな行為は100人以上の退職者を出すのには十分でした。

これが医師100人以上が一斉退職した本当の理由です。

東京女子医科大学附属病院で100人以上が一斉退職!現在の状態は?

5月25日の東洋経済オンラインに次の記事が載っていました。

東京女子医科大学附属病院で100人以上が一斉退職した後、現在はどうなっているのか?影響は?

「3月の退職者数は、ほぼ例年通り」

「診療に支障をきたす事実はない」

東京女子医大のウェブサイトより

これに対してA医師の言葉として次の様に記事にはありまた。

「東洋経済オンラインの記事が出た後、『退職者は例年通りで、診療に支障はきたしていない』という内容の通知が職員に回ってきました。

確かに退職した医師数は例年通りでも、同程度の入職者がいれば問題ありません。でも今年は明らかに入職者が少ない。

通常業務に支障が出ていない、という大学の上層部の説明こそ、うそです」(A医師)

大学側はうそをついているという事ですね。

ではどんな影響が出ているのか?

 内科合同当直 担当医師は150人から100人になった。

当直の医師が1人に!

しかも新型コロナの影響で月に2,3回当直が回ってくるようになった。

以前は15人の当直がいたが、2017年ころから経費削減と効率化という病院の方針でどんどん減らされ、現在はついに1人に。

コロナチームの主力医師が半減してしまった。

当初からコロナチームは数が足りなくて各科からの混成チームだったが、4月からは後期研修の医師が半分に減って、それをカバーするためにずっとオーバーワークが続いているといいます。

診療チーム3班が1班に縮小されてしまった。

今までは10年以上の経験のある医師が6、7人の若手に指導をしていたが、指導医クラスの医師が一気に辞めてしまって、1人で何十人もの若手を指導しなくてはならず十分な教育ができなくなった。

新生児科では教授が月8回の当直になった。

5人で回していたが3人が辞め、1人採用したが月8回の当直がないと維持できなくなった。

付属病院血液内科の外来診療担当表がすべて空欄になった。

付属病院の八千代医療センター(千葉・八千代市)で、4月から血液内科の外来診療担当表から、医師の名前が消えてすべて空欄になってしまった。

以前は4人の医師が外来をカバーしていたが、現在は常勤の医師がいなくなった。

『常勤スタッフが不在のため診療を縮小しており、新規の紹介は受け付けておりません』

同センター・呼吸器内科の外来診療担当表に付記された一文です。

このままいくと血液内科は閉鎖になるんじゃないかといいます。

 

東京女子医科大学附属病院で100人以上が一斉退職!その本当の理由のツイート

女子医科大学附属病院で100人以上が一斉退職!その本当の理由のまとめ

いかがでしたでしょうか?

現場で働く医師のボーナスをカットしておきながら6億かけて理事長室の改修とかもう草しか生えないレベルですね。

今後、健全な経営に戻れるのか、はたまた現場をないがしろにしている会社はいずれ潰れるというよくある道をたどるのか?

興味があるので、随時情報が入り次第追記します。

ご覧いただきありがとうございました。

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